いつか訪れてみたいと思っていた奄美大島。
知り合いの方から奄美の魅力を聞き、しばらく計画をあたため...
泥染めをようやく見れるとワクワクしながら向かいました。
宿の方からのご紹介で、まずはワークッショップを受けさせていただくことになりました。
前の日に大島紡ぎ博物館のような場所で基礎知識を入れていたものの、
実際に染めてみて改めて紡ぎがつくられるまでの行程に頭が下がる思いでした。
染めの行程でも果てしない回数を繰り返さなくてはなりません。
大島紡ぎの染めは、シャリンバイ染めと、田んぼでの泥(鉄分)による自然な科学反応を繰り返しながら深みのある黒とつくりだします。
田んぼの鉄分は、ソテツを入れて調整することもあるとか。
工房の職人さんもとても真摯に染めと向き合っており、藍についても知識への探求も熱心。
ぜひこちらの職人さんにお願いをしたいと思い、藍のシリーズとしてようやく実現しました。
こちらの商品は、生地染めは田んぼでは固着できないため、藍染めののち、シャリンバイ染め、鉄分での固着を繰り返して
深みのあるブルーをつくりだしています。
染めを重ねていることにより藍のみの色には表現できない独特の深みのある色が染め上がります。