植物染めの商品をつくりたいと思い、工場を廻りmills|ミルズのショールをお願いをしているのがこちらの工房。
調べていくなかで、ジャイプール近郊に植物染めの村があるとのこと。
とても気になり訪れることにしました。
バグルー村へ行くには、市内から国営バスに1時間ほど揺られてようやく辿り着きます。
はじめて訪れた工房は歴史も古かったのですが、諸事情があり断念。
消沈していたところに、次の旅で出会った工房の職人達の笑顔とオーナーの心意気に打たれ、こちらでお願いをしています。
少し遠いこの工房での一日は、バス停までバイクか皆を乗せる3輪車で迎えにきてもらうことからはじまります。
朝の準備が終わると、少しだけ働いてチャイのティータイム がはじまります。
その後、働いてランチ、働いてチャイ 。1日2回のチャイタイム。朗らかなインドの時間が流れています。
(写真はそのチャイタイム)
そのためか、この工房のみんなは笑顔で楽しそうに働いているのが印象的。
また、この工場のよいところは、出来るだけ自然に回帰した染めを行うことをモットーにしていること。
こちらでは、植物染め以外の染めも行っていますが、人工的な力を一切使用しない染色を実現していることにあります。
おどろくべきことに最初は薪で煮炊きをしており、今はソーラーパネルへと移行。
機械化になってもなお自然への敬意が感じられます。